出戻り転職を後悔する6つの理由|歓迎される人と断られる人の違いは?

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  • 出戻り転職を考えているけど後悔しないか不安…
  • 後悔しないためのポイントが知りたい

前職に戻りたいけど、「周囲に受け入れられるか不安」と思って行動できない方は多いです。

私は転職に失敗して前職に出戻りしました。戻って5年が経ちますが一度も後悔したことはありません。後悔どころか「戻って本当に良かった」と思っています。

この記事では、出戻り転職を後悔する理由や歓迎される人と断られる人の違いを解説しています。この記事を読めば「戻ったけどこんなはずじゃなかった」と悩むことがなくなります

前職に戻って安心して働きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

出戻り転職を後悔する人の6つの理由

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出戻り転職を後悔する人の6つの理由は以下のとおりです。再度退職しないためにも、事前に把握しておくと安心です。

  • 周囲から「転職に失敗した」と思われる
  • 出戻りすることが気まずいと感じる
  • 出戻りを歓迎しない社員がいる
  • 以前よりも待遇が悪化する
  • 「また辞めるのでは?」と思われる
  • 以前と仕事の進め方や環境が変わっている

周囲から「転職に失敗した」と思われる

一度辞めた会社に戻ると、周囲から「転職に失敗した」と思われることがあります。再び会社に戻ることは珍しいので「他社で上手く行かなかったから戻ってきたのでは?」と考える社員も一部います。

自分では「辞めたことで前職の魅力に気づいた前向きな転職」と決意した人も多いです。しかし周囲は、本人がポジティブな転職理由であっても詳しく事情を知らない人もいるため「一度辞める=転職に失敗した」と思われることもあります。

出戻りすることが気まずいと感じる

同じ会社に戻ることは、ほとんどの人が「気まずい」と感じます。私は円満退社しましたが、辞めたことで裏切った気持ちになり「やっぱり内定を断ろうかな」と何度も思いました

「出戻りしたい」と気持ちを伝えることも気まずかったですが、出戻りの許可を貰ってから復帰するまでの期間が最も精神的に不安でした。「戻ることで悪口や陰口を言われるんじゃないか」と常に考えていたほどです。

私は無事に戻れましたが、人によっては出戻りを嫌がられることもあり、人間関係が気まずくなることもあります。

出戻りを歓迎しない社員がいる

なかには出戻りを歓迎しない社員がいるかもしれません。辞めた人を良く思わない社員が、受け入れてくれないケースがあります。特に以下のような理由で退職した場合は、一部の社員から不信感を持たれる場合が多いです。

  • 嫌いな人がいて辞めた
  • 引き継ぎせずに辞めた
  • 繁忙期に人手が足りないのに辞めた
  • 残って欲しいと言われたが強引に辞めた

辞めた原因がネガティブな理由だと、戻っても後悔する可能性が高いです。

以前よりも待遇が悪化する

再び戻ることで以前よりも待遇が悪化し、それが原因で後悔するケースもあります。前職に戻る場合は、給与がカットされたり、ポジションが降格したりすることも考えておく必要があります。

このように一度辞めた社員に対して、企業は再び退職するリスクを考慮するため、待遇が下がることもあるのです。

入社してから「こんなはずじゃなかった」と思わないためには、面接時に待遇について聞いておくことが大切です。出戻りする側なので給与などについては聞きづらいかもしれませんが、早期退職を防ぐためにも思い切って確認する勇気が必要です。

「また辞めるのでは?」と思われる

周囲から「また辞めるのでは?」と思われて、職場での居心地の悪さを感じる可能性もあります。一度会社を去った事実があるので、重要な仕事を任せてもらえなかったり、昇給や昇進の対象外にされる方もいるかもしれません。

信頼を取り戻すには、日々真面目に仕事して実績を積み重ねていく必要があります。長期的に働く意思が示れば信頼回復に繋がって周囲との関係や待遇も良くなるでしょう。

以前と仕事の進め方や環境が変わっている

特に長期間経過してから戻った場合、以前と仕事の進め方や環境が変わっているケースがあります。在籍していない間に役員や社長が変わったり、新しいシステムが導入されたりして戸惑うケースがあります。

以前は働きやすかった職場であっても、入社後にギャップを感じるようになり「また辞めようかな」と後悔する方もいるでしょう。新しい環境はストレスを感じやすいので、再び転職を考えてしまう状況になりかねません。

入社後の後悔を減らすためには、なるべく早く戻ることをおすすめします。職場の環境が変わらず復帰できることもありますが、在籍当時のポジションが空いている可能性が高いので、以前と同じ待遇で受け入れてくれるケースがあるためです。

出戻り転職後の周囲の反応は?8割以上が「良好」と回答

エン・ジャパン株式会社の調査によると、出戻り社員に対しての周囲の反応を聞いたところ8割以上(とても良い19%、まあまあ良い64%)が満足しているという結果でした。

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引用元:企業の出戻り(再雇用)実態調査2018。出戻り社員の受け入れ実績がある企業は2016年より増加。 一方、制度化は進まず。―人事向け総合情報サイト『人事のミカタ』アンケート―|エン・ジャパン

「良好」と回答した方のコメントとして、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 元々信頼されていた人だったため復帰を歓迎されていた
  • 退職後も社員と連絡を取っており馴染むのに時間がかからなかった
  • 社内の仕組みを理解していたので研修にかける時間が減らせた
  • 他社で経験を積んだことでスキルアップして戻ってきた

上記の内容から、事前に人間関係が良好だった方や社員と連絡をとって社内事情を理解している方は出戻りが歓迎されやすいと言えます。そのような方は出戻りしても安定して働けるので、後悔することが減るでしょう。

出戻り転職を歓迎される人と断られる人の違い

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ここでは、出戻り転職を歓迎される人と断られる人の違いを紹介します。失敗しないように事前に把握しておきましょう。

出戻り転職が歓迎される人の特徴

出戻り転職が歓迎される人の特徴は以下のとおりです。

  • 前職場に貢献できていた人
  • トラブルなく円満退社した人
  • 退職後も連絡をやり取りしている人
  • 社員たちと信頼関係が築けていた人
  • 上司や社長から出戻りをアプローチされている人

企業にとって「即戦力として活躍できる人」は歓迎される傾向にあります。新人のように教育する必要がないので育成コストを削減できるためです。

さらに円満退職していたり、在籍時の人間関係が上手くいっていたりする人も復帰しやすくなります。社内のルールに適応しやすくコミュニケーションもスムーズに取れるので、すぐに職場の雰囲気に馴染めます。

会社側から復職をお願いされていれば、出戻りすることに対して後悔する必要はありません。スキルや経験が高く評価されており、戦力として期待されているためです。

私は自分から出戻りしたい気持ちを伝えたので「上司や社長から出戻りをアプローチされている人」には当てはまりませんでした。しかしそれ以外の3つの特徴には該当していたので、出戻り転職が歓迎されたのだと感じます。

出戻り転職を断られる人の特徴

歓迎される人の一方で、以下のような人は出戻り転職を断られる可能性があります。

  • 評価が低かった人
  • 逃げるように退職した人
  • 勤務年数が短かった人

当時の評価が低かった人は、以前の勤務態度や貢献度に問題があったとみなされるので、再び雇っても期待できないと判断されます。

さらに逃げるように退職した人は「またすぐ辞めるのでは?」という不安を持たれやすく、採用をためらう要因となります。勤務年数が短かった人も、職場への適応力がないと判断されて、再雇用の対象から外れることが多いでしょう。

実際に私が出戻りしてから、勤務経験3ヶ月の男性社員が「もう一度働きたい」と問い合わせてきたのですが、その場で断られてしまいました。辞めてから2年くらい経過しており、スキルや経験も身についていなかったので、教育コストがかかると判断されて採用を見送られることになったのです。

出戻り転職で後悔しないための注意点

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出戻り転職で後悔しないための注意点は以下のとおりです。

  • 退職するのは採用が確定してから伝える
  • 「初心に帰る」覚悟を持つ
  • 以前と会社の環境が変化している可能性がある
  • 出戻り後のキャリアプランを考えておく

退職するのは採用が確定してから伝える

現職に退職の旨を伝えるのは、戻ることが正式に確定されてからにしましょう。

出戻りする場合、上司や同僚などの人脈を通して口頭でやり取りすることが多いです。話をしたときは前向きだったものの、いざ社内で話を通してみたら予算の都合や人間関係から内定を取り消される可能性があります

出戻りできなければ転職活動を一から始めなければならず、収入が途絶えて生活が苦しくなるリスクもあるでしょう。そのため、確実に復帰できることを確認してから退職することで、リスクを抑えながら安心して進めることができます。

「初心に帰る」覚悟を持つ

以前働いていたからといって気を抜かず「初心に帰る」覚悟を持つことが大切です。一度辞めた身でありながら、再度働かせてもらえる機会を得られたことに感謝するようにしましょう。

最初は再度辞めるリスクを恐れて、重要な仕事を任せてもらえない可能性があります。さらに社員の一部には「また辞めるのでは?」と警戒している人もいるでしょう。

周りとの関係を良くするためには、真剣に仕事に取り組む姿勢を見せることが必要です。初心を忘れず「また一から頑張ろう」という気持ちで向き合うことで周囲の信頼回復に繋がります。

以前と会社の環境が変化している可能性がある

特に退職から年数が経っている場合、以前と会社の環境が大きく変化している可能性があります。人間関係や業務内容、会社の方針が変わっていることもあり、しばらくはギャップに苦しむことになるかもしれません。

以前の働き方や人間関係を期待していると「思っていたのと違う」と感じて出戻りを後悔することになります。きちんと内部事情を確認しないまま戻ると、早期退職に繋がるケースもあります。

「過去に働いていたから大丈夫だろう」と思わずに、事前に上司や同僚などにリサーチしておくことが後悔しないためのポイントです。仮に前職の環境が大きく変化していたとしても、事前に把握していれば適応する心構えを持つことができます

出戻り後のキャリアプランを考えておく

出戻り転職する際は、短期的なメリットだけでなく将来的なキャリアプランも考えておくと後悔しづらくなります。「とりあえず戻る」といった理由だけでは退職時と同じような不満が出てきて、再度辞めたくなる可能性があるためです。

出戻り後にどのようなポジションを目指すのかスキルアップする機会はあるのかなどを確認しておくことで、長期的に働くことができます。

出戻りしたところで理想的なキャリアプランをイメージできないのであれば、一度立ち止まって「本当に出戻りするべきか?」と考えておくと失敗する確率が下がります

出戻り転職を後悔してしまったときの対処法

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出戻り転職を後悔してしまったときの対処法は以下の3つです。「また辞めたい」と思った際は確認してみてください。

  • 出戻り転職を選択した理由を思い出す
  • 今の職場で改善できることを模索する
  • もう一度転職を考えるタイミングである

出戻り転職を選択した理由を思い出す

出戻り転職を後悔する場合は、なぜ自分が前職に戻ることを選択したのか改めて思い出してみましょう。戻ると決意した際は「人間関係が良い」「仕事に慣れている」などのメリットがあったはずです。

私自身も給与や将来性に不安を感じて一度退職しましたが、出戻りした後もその悩みはなくなっていません。しかし、人間関係がとても良好だったので戻ることを決めました。

新しい会社で一から人間関係を築く不安よりも、馴染みのある前職に戻り、安心して働けることを選んだのです。復帰後に会社のネガティブな面が気になったとしても、出戻りを決めた理由を思い出すことで「やっぱりここを選んで良かった」と思えるようになります。

今の職場で改善できることを模索する

後悔したとしてもすぐに転職を考えるのではなく、まずは今の職場で改善できることを模索することをおすすめします。安易に転職を繰り返すことで、今後のキャリアに悪影響を及ぼす可能性があるためです。

人間関係の不仲が原因なら上司や同僚に相談したり、本人とコミュニケーションする回数を増やせば解決する可能性もあります。業務に不満があるなら、上司と相談しながら担当業務を見直す方法もあります。

悪い状況を改善する努力をすることで、再度転職するよりも安定したキャリアを歩むことも可能です。

もう一度転職を考えるタイミングである

前職に戻れたとしても、どうしても馴染めなかったり、状況が悪くなり続けている場合は、もう一度転職を考えるタイミングと言えます。我慢することでストレスが溜まり、心身の健康に支障をきたすのであれば、たとえ出戻りでも居続ける必要はありません。

悪い環境で不満を感じながら働くよりも、他の会社に転職した方が新たなスキルや経験が身についてキャリアの幅が広がる可能性もあります。

ただし出戻り後の転職は、感情的に決断せずにまずは一度冷静になって「本当に転職することが最適なのか」を検討するようにしましょう。

まとめ

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出戻り転職を後悔する人の6つの特徴は以下のとおりです。

  • 周囲から「転職に失敗した」と思われる
  • 出戻りすることが気まずいと感じる
  • 出戻りを歓迎しない社員がいる
  • 以前よりも待遇が悪化する
  • 「また辞めるのでは?」と思われる
  • 以前と仕事の進め方や環境が変わっている

出戻り転職で後悔しないためには、事前に職場の人間関係や環境の変化をリサーチしておくと失敗する確率が低くなります。特にポジションや給与などの雇用条件は、納得したうえで決断することをおすすめします。

入社後に周囲の社員たちから認めてもらうためにも「初心に戻って頑張る」という気持ちを忘れず、環境の変化を柔軟に受け入れる姿勢も大切です。

万が一、出戻りを後悔する場合は職場で改善できることがあれば努力し、それでも解決が難しいのであれば再び転職することも視野に入れましょう。

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