「出戻り転職したら、その後どうなの?」
「出戻り転職後の人間関係や給料について知りたい」
「出戻りで良好な人間関係を築く方法を知りたい」
転職したは良いが人間関係などの環境が悪く、出戻りを検討している方で、上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
2023年現在、私は出戻りして3年目を迎えますが、人間関係は出戻りする前よりも良くなり、給与も少しづつですが増えました。
今も出戻りしたことに後悔したことはなく、むしろ昔より人間関係が良好になったので、「出戻りして本当に良かったな」と感じています
この記事では、出戻り転職をしたその後について紹介します。出戻り後の人間関係や給与、現在の周囲の従業員の態度や出戻り転職で良好な人間関係を築くコツなどを解説していきます。
出戻り転職後の具体的な未来を知ることで、現在出戻りを考えている方の不安が少しでも減らせて、前に踏み出す勇気につながればと思います。
その
独学やスクールに通うことで念願のデザイナーとして就職。
しかし、人間関係や職場環境に違和感を感じてたったの20日で退職。
その後、転職する前の会社に出戻りして働いています。
このブログでは、私が実際に出戻り転職を成功させた体験談や、出戻りするまでに至った経緯などを発信しています。
私の体験した経験や知識が、悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
出戻り転職3年目の人間関係は?
出戻り転職後の人間は、出戻り前と変わらず良好な関係が築けています。
以下の3点が出戻り後も仲良くできている理由だと考えます。
- 人間関係が嫌で辞めたわけではない
- 会社が不満で辞めたわけでない
- 仕事ができており、頼りにされていた
人間関係が嫌で辞めたわけでなく、出戻り前から職場での人間関係は良好でした。
年齢は離れてはいるものの、仕事の話だけでなく、好きなご飯屋さんや恋愛などのプライベートの会話をするくらい仲が良かったです。
もしも、人間関係が嫌で退職し出戻りしていたら、嫌味を言われて肩身の狭い思いをしていたことは想像がつきます。
また、私の退職理由が「違うジャンルの職種に挑戦したい」というものだったので、会社に不満があることでの退職ではないということが良かったんだと思います。
もしも「嫌な人がいる」「仕事がつまらない」などの理由を他の従業員に伝えて退職していた場合は、出戻りを断られたかもしれません。
また、元々仕事ができていたことも、現在も人間関係が良い理由だと感じます。
出戻りした会社には4年くらい在籍しており、その会社では4年も勤めていたら中堅からベテラン。なので、任される仕事も多く、頼りにもされていました。
出戻り後も以前と同じ仕事内容を振られて、現在は出戻りから3年経過しているので、さらに仕事量は増えて、自分にしかできない仕事もあります。
それだけ頼られると、自然と会話も増えて人間関係も良くなると感じます。
出戻り転職3年目の給与の状況は?
出戻り転職後の給与は、辞める前と同じ給料をいただけることになりました。
自分の都合で退職、出戻りをしたのに以前と変わらない待遇には感謝しかありません。
ただし、小売業とのこともあり新型コロナウイルスの影響もあってか、お客さんが少なくて売り上げが伸びず、3年後の現在もほんの少ししか給与は上がっていません。
「給与があまり上がらないから転職した」部分もあったので(周りには伝えてません)、少し不安なところはあります。
ただ、一からの給与で働くことを考えたらまだ良い方なので、昇給がしづらいこと以外では満足しています。
出戻り転職3年目の周囲の態度は?
出戻り転職3年目の周囲の態度は、出戻りする前より良いものになっています。
理由として考えられるのは以下の2つです。
- 出戻りをキッカケに周囲に感謝するようになった
- ダメな部分を見せたことで打ち解けられるようになった
出戻りをキッカケに周囲に感謝するようになった
他の従業員に出戻りを快く受け入れてもらったことから、会社の人たちに対する感謝の気持ちが強くなってきました。
出戻り後も嫌味の一つも言われないし、出戻りする前と同じように接してくれることで、以前よりも関係を大切にしようと思うようになりました。
そんな気持ちが伝わったのか、出戻り前よりも会話が増えて、会社の人と話しているというよりかは、友達や家族と話しているような感覚を覚えることもあります。
出戻りをキッカケに、周囲に感謝することができたのは、出戻りをして良かったことの1つです。
ダメな部分を見せたことで打ち解けられるようになった
出戻りという客観的に見ると恥ずかしいと思われる行動をしたことで、周りと打ち解けられるようになりました。
出戻りをしたことで隙が生まれて「会社員同士の表面的な関係」から、「冗談も言える関係」になったと感じます。
今までは職場の従業員なので、友達とは違うと考え深い話はしないようにしていました。
しかし、出戻りをしてから私自身も謙虚になり、優しく周りと接することで、お互いに壁が無くなりました。
出戻りというと周りから見るとバカにされることかもしれませんが、出戻りのおかげで自身の性格も柔らかくなり、他の従業員の人たちと仲良くできていることは、出戻りに感謝するべきことかもしれません。
出戻り転職で良好な人間関係を築くコツは?
出戻り転職で良好な人間関係を築くコツは、経験から以下の2点が大切だと考えます。
- 出戻りを自分からネタにする
- 出戻りをいじれる雰囲気を出す
出戻りを自分からネタにする
出戻りを自分からネタにすると、周囲との壁が壊れるのでおすすめです。
ネタにすることで「出戻りしたことを触れて良いんだ!」と周囲が思うようになり、出戻りというネタで笑える会話ができるようになります。
私も、頻繁に会話の中で「あの時は消えてましたからね〜」「一瞬いないときありましたからね〜」などと自分から笑いのネタとして発言することも多いです。
出戻りネタで周りは笑ってくれるし、自分の中の「出戻りをさらけ出さないことでのモヤモヤ」も消えるので、スッキリした感覚になります。
ネガティブな印象の「出戻り」という行為を逆に笑いに昇華することで、他の従業員との壁がなくなり、表面的な人間関係ではなくなってきたように感じています。
出戻りをいじれる雰囲気を作る
出戻りを周囲にいじってもらえる雰囲気を作ることは大切です。
「いつでも出戻りをいじってください!」という雰囲気を出すと、周りの人と接しやすくなります。
もし「出戻りをいじられたくない」というような感じだと、周囲も気を使ってしまい表面上の仲の良さでしかなくなります。
今後も長く会社で働いていきたいと考えるのであれば、いじれる雰囲気を出すことで、良好な人間関係を築いていきましょう。
まとめ:気にしているのは自分だけかも。
出戻り転職3年目の状況を以下でまとめます。
- 出戻り転職3年目の人間関係は、出戻りする前よりも良くなっている
- 出戻り転職3年目の給与は、少しだが上昇している
- 出戻り転職3年目の周囲の態度は、誰も気にしていない
出戻り転職3年目ですが、「人間関係」が退職理由ではなかったため、現在も良好な人間関係が築けています。
以下の3つが理由に当てはまっていれば、出戻りを検討する価値は十分にあります。
- 人間関係が嫌で辞めたわけではない
- 会社が不満で辞めたわけでない
- 仕事ができており、頼りにされていた
たまたま自分の場合は、環境が良く出戻りが成功したのかもしれませんが、「出戻り前の退職理由がネガティブでない」「仕事がこなせており頼りにされていた」等であれば、出戻りが成功する可能性は高いと思います。
また、意外と周囲は出戻りを気にしておらず、結局気にしているのは自分だけでした。
出戻りを自分から笑いのネタにしたり、出戻りに触れても良い雰囲気を出したりと、ネガティブな出戻りのイメージを逆手に取って笑いに変えることで、周囲との壁もなくなってきたと感じています。
出戻りというと恥ずかしくて、周囲にバカにされるというイメージがありますが、私自身周りから嫌味を言われたこともないし、むしろ戻ってきてくれて助かると言われたこともあります。
みんな自分のことに忙しく、思っているほど周囲は気にしていないので、「出戻りをして自分の人生が好転するのか?」だけを考えて、出戻りを検討してみてください。