- 出戻り転職の志望動機の書き方がわからない…
- 採用されやすいポイントがあれば教えて欲しい…
出戻り転職の志望動機は通常の転職とは書き方が異なるので、特有のコツをおさえる必要があります。
この記事では、職種別の志望動機の書き方を解説しています。この記事を参考にすることで、採用担当者に「再度働いてもらいたい」と思ってもらえるような志望動機の書き方が理解できるようになります。
「出戻りする機会は貰えたけど肝心の履歴書が書けない…」と手が止まっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
出戻り転職の志望動機を書く際のポイント

出戻り転職の志望動機を書く際のポイントは、以下のとおりです。一般的な転職とは盛り込む内容が異なるので確認しておきましょう。
- 即戦力として活躍できる点をアピールする
- 「なぜ戻りたいのか?」を明確に記入する
即戦力として活躍できる点をアピールする
即戦力として活躍できる点をアピールすれば、企業側は出戻りを前向きに検討してくれます。仕事に慣れていない新人を一から教育するよりも、すぐに貢献してくれる出戻り社員を雇うことの方がメリットが大きいためです。
採用担当者に好印象を与えるためにも、「〇〇と〇〇などの業務なら経験があるのですぐ対応できます」と具体的に貢献できる点を記載すると効果的です。
「なぜ戻りたいのか?」を明確に記入する
企業側は「また戻る理由」を具体的に知りたいと考えています。理由が曖昧なままだと「また辞めるのでは?」と不安を感じてしまうためです。
例えば「他社の環境と比較して前職の人間関係や働き方が自分に最適だった」と具体的に伝えることで、企業側が納得しやすくなります。一度転職したことで前職の良さを再確認した旨を伝えると、出戻りを前向きに検討してもらえます。
「なぜ戻りたいのか?」をきちんと言語化して、企業側にとって納得できる理由を説明しましょう。
【職種別】出戻り転職の志望動機例文5選

職種別に出戻り転職の志望動機の例文を5つ紹介します。自身の経歴に当てはめながら、履歴書を書く際の参考にしてみてください。
- 営業職の例文
- 事務職の例文
- 介護職の例文
- 看護師の例文
- エンジニアの例文
営業職の例文
営業職の志望動機の例文は以下のとおりです。
貴社では4年間、営業職として勤務し、医療機器の分野で新規開拓や顧客フォローに従事しておりました。
退職後は別業界で営業職を経験し、異なる商習慣やアプローチ手法を学ぶ機会を得ました。しかし、異業種での営業経験を積む中で、貴社の製品やサービスが持つ競争力の高さ、また自分自身の営業スタイルが貴社の環境に最も適していると再認識しました。
前職で培った貴社の商品・サービスに関する知識や顧客対応の経験を活かし、即戦力として貢献できると考えております。また、他業界での営業経験を活かし、新たな視点を持って提案力を強化し、より顧客満足度の高い営業活動を行うことを目指します。
以前よりも幅広い営業スキルを身につけた今、貴社の成長に貢献したいと考え、再び応募いたしました。
営業職は売上に直結する仕事なので、即戦力として貢献できる点を全面に伝えましょう。転職先で「年間〇〇件の新規契約を獲得」「前年比〇〇%の売上達成」など具体的に数字でアピールできればより納得感が増します。
事務職の例文
事務職の志望動機の例文は以下のとおりです。
貴社に在籍していた際は、経理事務として月次決算や仕訳業務を担当し、正確かつ迅速な処理を心がけておりました。その後、他社でより幅広い経理業務を経験し、年次決算や財務分析にも携わる機会を得ました。
しかし、貴社のチームワークの良さや業務フローの効率性の高さを改めて実感し、再び貴社の一員として貢献したいと考えております。
即戦力として、以前の業務に加え、他社で学んだ業務改善の知見を活かし、経理業務の効率化にも寄与できると考えております。貴社の発展に貢献できるよう、これまでの経験を最大限に活かして尽力いたします。
事務職の場合、会社によってシステムや仕事の流れが違うため、新しく入社する人は慣れるのに時間がかかります。しかし、出戻り社員であれば以前のルールを把握しているため、仕事にすぐに適応できる点を強調すると印象が良くなるでしょう。
介護職の例文
介護職の志望動機の例文は以下のとおりです。
以前、貴施設で介護職として勤務しておりましたが、家庭の事情によりやむを得ず退職いたしました。その後、別の施設で介護業務を続ける中で、貴施設の利用者様への温かいケアや、チームワークを大切にする職場環境の素晴らしさを改めて実感しました。
他施設での経験を通じて、認知症ケアやリハビリ支援のスキルをさらに磨き、より質の高い介護サービスを提供できるようになりました。貴施設の方針や業務フローを理解している強みを活かし、即戦力として利用者様の生活を支えながら、以前よりもさらに貢献できると考えております。
介護職はチームワークが重要な仕事のため、過去に働いていたスタッフと信頼関係が築けていたら好感を得られる可能性が高いです。チームで協力して仕事ができる点を伝えると、採用してもらいやすくなります。
看護師の例文
看護師の志望動機の例文は以下のとおりです。
貴院にて3年間勤務し、内科での看護業務に従事しておりました。その後、スキルアップを目的に別の医療機関で経験を積みましたが、患者様との関わりを大切にする貴院の良さを改めて実感し、出戻り転職を希望いたしました。
前職で培った貴院の看護方針や業務フローへの理解を活かし、スムーズに業務に適応できる即戦力として貢献できると考えております。また、前職での経験を活かし、後輩指導や資格習得などにも力を入れ、より良い医療提供に尽力していきたいと考えております。
看護師は患者さんと密接に関わる仕事なので、「患者さんを献身的に支えられる環境が整っている貴院でこれまでの経験を活かしたい」などと説明すると良いでしょう。即戦力として活躍できるだけでなく、資格取得にも前向きな姿勢をアピールすることで「任せたい」と思ってもらいやすくなります。
エンジニアの例文
エンジニアの志望動機の例文は以下のとおりです。
貴社に在籍していた際は、Webアプリケーションの開発プロジェクトに携わり、バックエンドの設計から実装までの経験を積むことができました。その後、スキルの幅を広げるために他社でデータベース設計の技術を学びましたが、貴社のプロジェクト管理の手法や、チームワークを重視する社風が自分に最も合っていると再認識しました。
これまでの経験を活かし、即戦力として開発業務に貢献するとともに、より効率的なシステム構築に取り組みたいと考えております。
エンジニアの出戻り転職の志望動機では、「技術的な経験」と「企業文化との相性」を明確に伝えましょう。以前の業務で培ったスキルや経験を具体的に示し、即戦力として貢献できる点をアピールします。
さらに、転職先で学んだ技術や経験をどう活かせるかを説明し、貴社の開発環境やチーム文化が自身に合っていると再認識した点を強調することで、長期的に活躍してくれると判断されます。
出戻り転職の志望動機を書く際の3つの注意点
出戻り転職の志望動機を書く際の注意点は以下の3つです。これらを意識しないと採用担当者に誤解を与えたり、不採用の要因になったりする可能性もあります。
- 辞めた理由をネガティブに伝えない
- 「戻りたい」だけの理由では納得されない
- 出戻り転職を妥協と思われないような工夫が必要
辞めた理由をネガティブに伝えない
辞めた理由をネガティブに伝えると、採用担当者が不安を感じて受け入れてもらいにくくなります。具体的には以下のような内容は志望動機には書かないようにしましょう。
- 給与や待遇が悪い
- 仕事にやりがいを感じない
- 上司との関係が上手くいっていない
採用担当者に上記のような内容を説明すると、マイナスなイメージを持たれて評価が下がる可能性があります。あわせて出戻りする理由が曖昧な場合も良い印象を与えません。
出戻り転職が受け入れられるようにするには、「培ってきたスキルや経験で貢献したい」「前職の魅力を再確認したので戻りたい」などのポジティブな志望動機にすることが効果的です。
「戻りたい」だけの理由では納得されない
「戻りたい」だけの理由では、採用担当者を納得させることはできません。単純に「前職の人間関係が良かったから」「働きやすい環境だったから」などの理由では、企業側にメリットが十分に伝わらないからです。
「また辞めるのでは?」と不安を感じさせないためには、他社で働いたことで前職の強みを再確認したことや、再入社後のキャリアプランを具体的に伝えると納得してもらいやすいです。
出戻り転職を妥協と思われないような工夫が必要
出戻り転職を「他に選択肢がなかったから戻るだけ」と思われてしまうと、やる気が低いと判断されて不採用になる可能性があります。妥協ではなく「より成長し貢献するための選択」だと伝える工夫が必要です。
他社で培ったスキルや経験をどのように活かせるかを説明し、以前より成長したことを伝えましょう。「出戻りすることが新しい会社で働くことよりもベストな選択である」とわかってもらえれば、採用される確率が高まります。
まとめ

出戻り転職の志望動機を書く際は、以下の2点を意識しましょう。
- 即戦力として活躍できる点をアピールする
- 「なぜ戻りたいのか?」を明確に記入する
採用担当者に志望動機で納得してもらうには、出戻りする理由を明確にして「また辞めないかな?」という不安を抱かせないことが大切です。会社への貢献度や、前職の魅力を具体的に説明することで、好印象を与えられます。
出戻りする場合の志望動機の書き方に悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考に履歴書を作成してみてください。