- 出戻りの具体的な流れが知りたい
- 出戻りする際の注意点はある?
出戻り転職したい人は、「出戻りしたいけど誰に連絡すべき?」「履歴書は必要?面接はある?」などと不安を感じている方は多いです。出戻りは一般的な転職とは異なるため、戻る際の注意点や、実際に出戻りした人の体験談を把握しておくと安心です。
私は4年間勤務した会社を退職。その後転職に失敗し、縁があって出戻りしました。当時は「本当に前職に戻っていいのか?」と非常に悩みました。しかし思い切って復帰して、今は「本当に出戻りして良かった」と思っています。自分のできる仕事で貢献でき、人間関係も良好なので、ストレス少なく日々過ごせています。
そして、「出戻りしてまた再スタートを切りたい」と考えている方には、ぜひ出戻りが上手くいってほしいです。そこでこの記事では、出戻り転職を成功させるまでに必要なことを以下の7つのステップで解説します。
- ステップ1:出戻り転職が成功する人・失敗する人の特徴を確認する
- ステップ2:出戻り転職のメリット・デメリットを理解する
- ステップ3:出戻り転職を切り出す3つの方法を把握する
- ステップ4:出戻り転職の履歴書(志望動機)を書く
- ステップ5:出戻り転職の面接で質問される3つの内容を把握する
- ステップ6:出戻り転職の挨拶で好印象を与えるコツを押さえる
- ステップ7:出戻り転職でよくある失敗例と解決策を理解する
記事を読めば、出戻りするまでの具体的な手順が理解できるので、効率よく前職に復帰できます。出戻りの工程だけでなく、実際に私が復帰したときの周囲の反応や給料についての体験談も紹介しています。「出戻りに失敗したくない」といった方の参考になれば幸いです。
- 「本当に出戻り転職して良いのか不安…」
- 「他にも選択肢があるか相談したい」
そんな方には、現役のキャリアアドバイザーに転職の悩みを相談できる「キャリエモン」を活用するのがおすすめです。
出戻り転職は周囲の人に相談しにくい悩みです。しかしキャリエモンであれば、匿名で、かつ無料で質問箱形式の掲示板に気軽に相談することができます。就活のプロが客観的に出戻り転職すべきか判断してくれるので、後悔のない選択ができるようになるでしょう。
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ステップ1:出戻り転職が成功する人・失敗する人の特徴を確認する

まずは、ご自身が出戻り転職が成功しやすい人なのか、失敗しやすい人なのか確認しましょう。失敗する人の項目に多く当てはまれば、慎重に出戻りを検討する必要があります。
成功する人 | 失敗する人 |
---|---|
円満退社できていた人 会社に貢献できていた人 ポジティブな理由で退職した人 退職後も元社員と連絡している人 転職先で経験を積んで戻ってくる人 | 短期間で退職した人 退職時に問題があった人 在籍時の評価が低かった人 人間関係のトラブルがあった人 以前と変化した職場に馴染めない人 |
出戻り転職が成功する人の特徴
出戻り転職が成功する人の特徴は、以下のとおりです。
- 円満退社できていた人
- 会社に貢献できていた人
- ポジティブな理由で退職した人
- 退職後も元社員と連絡している人
- 転職先で経験を積んで戻ってくる人
惜しまれながら円満退社できていた人は、出戻りすれば元社員たちから喜ばれる可能性があります。退社を惜しまれるということは、人間関係も良好で会社にも貢献できていたため、「よく戻ってきてくれた」と歓迎されるでしょう。
そして、退職後も元社員と連絡していれば、出戻りする最適なタイミングを判断できます。「〇〇さんが辞めるから、〇〇のポジションが空いている」といった情報を把握できるためです。さらにやり取りしている元社員の人が、採用担当者に出戻りを後押ししてくれるメリットもあります。
出戻り転職が失敗する人の特徴
出戻り転職が失敗する人の特徴は、以下のとおりです。
- 短期間で退職した人
- 退職時に問題があった人
- 在籍時の評価が低かった人
- 人間関係のトラブルがあった人
- 以前と変化した職場に馴染めない人
出戻り社員を採用する理由は、会社が即戦力を求めているためです。短期間で退職した場合、スキルや経験が浅いため、入社が断られやすいです。
人間関係のトラブルがあった人も、元社員たちから「戻ってきてほしくない」と思われるでしょう。出戻りを決めるのは採用担当者ですが、他の社員たちとスムーズに働けるのかも重視します。再入社することで、仕事の効率が悪くなりそうなら採用が見送られる可能性が高いです。
なお、さらに詳しく出戻りが成功する人・失敗する人の特徴が知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ステップ2:出戻り転職のメリット・デメリットを理解する

出戻り転職が成功しやすい人・失敗しやすい人が理解できたら、次は出戻りのメリット・デメリットを理解しましょう。良い面と悪い面を比較して、客観的に判断することが大切です。
メリット | デメリット |
---|---|
転職活動をする必要がない 一から仕事を覚える負担がない 人間関係で悩むことが少ない 他社で働いた経験を活かせる 入社後のギャップが起きにくい | 出戻り転職に消極的な人もいる 以前の後輩が先輩になることもある 当時よりも給料や待遇が悪化する可能性がある 再度「辞めたい」と思うケースがある 「また辞めたい」と思っても退職しづらい |
出戻り転職のメリット
出戻り転職のメリットは、以下の5つが挙げられます。
- 転職活動をする必要がない
- 一から仕事を覚える負担がない
- 人間関係で悩むことが少ない
- 他社で働いた経験を活かせる
- 入社後のギャップが起きにくい
通常の転職は、求人を探したり企業リサーチをしたりする必要がありますが、出戻りはそのような手間が省けます。また以前在職していた経験から仕事内容を把握しているため、仕事を覚える負担も少ないです。
そして私が最もメリットだと感じたのは、「人間関係で悩むことがない」という点です。他社に転職する場合、どのような人が働いているかもわかりませんし、馴染むのに時間がかかります。一方同じ職場に復帰するのであれば、人柄を知ったうえで復帰するため、一から信頼関係を築く手間がありません。
仕事内容や人間関係をすでに理解しているので、入社後のギャップが起きにくく、長く働きやすいと感じています。
出戻り転職のデメリット
出戻り転職のデメリットは、以下の5つが挙げられます。
- 出戻り転職に消極的な人もいる
- 以前の後輩が先輩になることもある
- 当時よりも給料や待遇が悪化する可能性がある
- 再度「辞めたい」と思うケースがある
- 「また辞めたい」と思っても退職しづらい
当時の人間関係や退職時の状況によっては、周囲の人に「なんで戻ってきたの?」と思われる可能性があります。当時揉めた人がまだ在籍していたり、挨拶を適当に済ませて辞めたりしていた場合は、出戻りが良く思われないでしょう。
一度働いていたからといって、当時の給料や待遇で戻れるとは限りません。会社の判断によっては、新人時代と同じ扱いになるケースもあります。出戻りする際は、事前に給料や待遇を確認しておかないと入社後に後悔するでしょう。
そして、退職した理由が解決せずに出戻りすると、再度辞めたくなる可能性が高いです。私自身、昇給しづらい環境を変えたいと思って転職しました。しかし出戻り後も昇給しないことは変わらないので、たまに「辞めたい」と思う瞬間があります。
一度辞めているので、「また辞めたい」と言うことは伝えづらいです。結果として、惰性で働き続けることに繋がるリスクも考慮しておきましょう。
出戻りのメリット・デメリットをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ステップ3:出戻り転職を切り出す3つの方法を把握する

出戻り転職の特徴について理解できたら、実際に出戻りを切り出します。切り出す方法は以下の3つがありますが、最も成功しやすいのは「元上司に連絡を取る」です。
- 元上司に連絡を取る
- アルムナイ採用で復帰できるか確認する
- 前職の求人から応募する
元上司に連絡を取る
前述したとおり、元上司に連絡を取るのが最も成功しやすいです。現在勤務している社員からの紹介となれば、人柄や仕事ぶりなどがある程度信頼できるためです。
エン・ジャパン株式会社の調査によりますと、実際に出戻り転職したキッカケで最も多かった理由は「在職時の上司に誘われた」の35%でした。
引用元:『エン転職』ユーザー4300人に聞いた「出戻り転職」意識調査ー『エン転職』ユーザーアンケートー|エン・ジャパン株式会社
特に、職場の中でも人事や採用担当者に人脈がある方だと、出戻りを有利に進めてくれる可能性があります。出戻りしたいと思ったら、まずは元上司に連絡できそうか確認しましょう。
以下の記事では、元上司へ出戻りを切り出す方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
アルムナイ採用で復帰できるか確認する
出戻りの2つ目の切り出し方は、アルムナイ採用で復帰できるかを確認することです。アルムナイ採用とは、一度辞めた社員を再雇用する制度です。
近年ではアルムナイ採用を実施して、即戦力として活躍できる人材を確保したい会社も増えています。特に従業員数の多い、規模の大きな企業は積極的に取り入れているため、ホームページなどで確認してみましょう。
前職の求人から応募する
元社員からのツテが使えず、アルムナイ採用も実施していない会社に出戻りする場合、前職の求人から応募する必要があります。求人情報から給料や仕事内容を正確に確認できるため、他社と比較しながら転職活動を進められるメリットがあります。
ただし、一般応募者と同じ扱いになるため、人脈を利用して選考を有利にすることは難しいです。一からのスタートだと覚悟を決め、新人当時の状況に戻ることを念頭に置いておきましょう。
ステップ4:出戻り転職の履歴書(志望動機)を書く

前職に出戻り転職の話が通り、面談する日程が決まったら履歴書(志望動機)を書きます。志望動機を書く際は、以下の2点について考えておきましょう。
- 即戦力として貢献できることを記入する
- 戻りたいと思った理由を明確にする
なお、会社側から履歴書を求められなければ書く必要はありません。しかし、志望動機を考えることは出戻りするうえで大切なポイントなので、チェックしておきましょう。
即戦力として貢献できることを記入する
会社側が出戻り社員を採用する理由は、主に即戦力を求めているからです。そのため、すぐに会社で活躍できる点をアピールすると前向きに検討してもらえます。
「以前、前職で〇〇の経験が5年間あるので、すぐに現場で働けます」といった、具体的に貢献できる点を伝えましょう。
戻りたいと思った理由を明確にする
戻りたいと思った理由を明確に伝えると、会社側は安心してくれます。出戻りを選んだ納得できる理由があれば、「長く働いてくれそうだから前向きに検討しよう」と判断してもらえるでしょう。
戻りたいと思った理由については、以下のようなことが挙げられます。
- 人間関係の良さに気づいた
- 仕事内容が合っていた
- 介護や育児が落ち着いた
大切なのは、本音で戻りたい理由を考えることです。本心でなければ、またすぐ辞めることに繋がりますし、会社側に熱意も伝わりづらいです。長く働くためにも、戻りたい理由を明確にしておきましょう。
なお、出戻り転職の志望動機の例文が知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ステップ5:出戻り転職の面接で質問される3つの内容を把握する

出戻り転職では、通常の面接と聞かれることが異なります。採用担当者から質問される内容は以下のとおりです。
- なぜ一度辞めることになったのか
- 再び働きたいと思った理由は何なのか
- 入社した場合の具体的なプランはあるのか
なぜ一度辞めることになったのか
まずは、当時なぜ辞めることになったのかを聞かれます。辞めた理由が納得できる内容でないと、再雇用されることは難しいです。
「給料に不満を感じていた」といったネガティブな理由ではなく、「他社でチャレンジしてみたかった」などのポジティブな理由を伝えましょう。
再び働きたいと思った理由は何なのか
「なぜ戻りたいのか?」と、再び働きたいと思った理由も聞かれます。一時的な感情で出戻りするのではなく、よく考えたうえで決断したことだと説明すると好印象を与えられます。
「辞めて仕事のやり方や雰囲気の良さを再認識した」といった内容を伝えると、出戻りを前向きに検討してもらいやすいです。他社ではなく、前職に入社すべき理由を考えておきましょう。
入社した場合の具体的なプランはあるのか
入社した場合の具体的なプランがあると、採用担当者は安心してくれます。入社後の将来的な計画が伝われば、「この人は長く働く意思がある」と感じてもらえます。
例えば、「苦手な分野にも挑戦したい」「新たに資格を取りたい」といったプランを伝えると効果的です。
なお、面接で落ちやすい人の特徴については、以下の記事で解説しています。
ステップ6:出戻り転職の挨拶で好印象を与えるコツを押さえる

面接を終えて無事に採用が決まったら、入社初日の挨拶に備えましょう。周囲に好印象を与えるには、以下のコツを押さえながら挨拶しましょう。
- 出戻りを許可してくれた感謝を伝える
- 退職して迷惑をかけたことを謝罪する
出戻りを許可してくれた感謝を伝える
まずは、出戻りを許可してくれた感謝を伝えます。感謝の気持ちを伝えると、周囲は「温かく迎え入れよう」といった雰囲気になります。
上司だけでなく、同僚や後輩にも一言で良いので伝えましょう。人を選ばず平等に接することで、社員たちから不満が上がることも少なくなります。
退職して迷惑をかけたことを謝罪する
たとえ円満退社していたとしても、人手不足や仕事の引き継ぎで迷惑をかけています。退職して迷惑をかけた点についても謝罪しておくと、信頼回復に繋がります。
最初に「ご迷惑をおかけしました」と伝えておけば、「誠実な人だな」といった印象を持ってもらえるでしょう。謝罪は単なるマナーでなく、「これからよろしくお願いします」という意思表示でもあります。
なお、具体的な挨拶の例文が知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ステップ7:出戻り転職でよくある失敗例と解決策を理解する

最後のステップでは、出戻り転職でよくある失敗例とその解説策を紹介します。出戻りする前に理解しておけば、いざ不満が出た際に対処することができます。以下の3つについて把握しておきましょう。
- 歓迎されなくて気まずい
- 昔より働きづらくて不安
- 前と同じ理由で辞めたくなった
なお、出戻りが失敗しやすい人の特徴が気になる方は、以下の記事もチェックしてください。
①歓迎されなくて気まずい
スムーズに選考が進んだものの、入社してみると意外と歓迎されないこともあります。出戻りに対して不満を持つ人がいたり、元々人間関係が良くなかった人がいたりする場合は、気まずくなるかもしれません。
歓迎されなかったからといって、すぐに退職するのは転職を繰り返すことに繋がります。入社直後は「きちんと働いてくれるのかな?」と周囲は様子を見ている段階なので、初めは真面目に仕事に取り組むことに集中しましょう。
すると徐々に、周囲とコミュニケーションも取れてきます。まずは業務に慣れることや会社に貢献することに専念しましょう。
②昔より働きづらくて不安
昔と比べて仕事内容や人間関係が変化していると、「働きづらい」と感じることもあります。さらに元社員であれば、「できて当然」と期待されるプレッシャーも感じます。結果的に「想像と違った」と感じて、出戻りしたことに後悔することもあるでしょう。
働きづらさを解決するには、新しいルールや人間関係に対して、一から学ぶ姿勢を持つことです。「以前はこうだった」と反発するのではなく、今のやり方に合わせる柔軟性が大切です。今の会社に初めて入社した気持ちで向き合うと、過去とのギャップを減らせます。
③前と同じ理由で辞めたくなった
一度退職した理由が出戻り後も解決されていなければ、また同じ理由で辞めたくなる可能性が高いです。出戻りした当初は「初心に帰って頑張ろう」と思っていても、職場に慣れてくると以前悩んでいた出来事を思い出します。
再び悩まないためには、出戻りする前に「なぜ一度辞めたのか」を明確にしておくことです。元上司や元同僚に社内の状況を確認し、環境が改善されていれば出戻りしても大丈夫でしょう。また、「過去の悩みが気にならないくらい出戻りするメリットの方が大きい」といった場合も戻っても後悔しづらいです。
ただし状況が変わっておらず、過去と同じ悩みを抱えるのは不安と感じる方は、出戻りが失敗するでしょう。その場合、他の選択肢を探す方が賢明です。
【体験談】出戻り転職後の周囲の反応や給料の変化

ここからは私自身の体験談を紹介します。出戻りするうえで気になるであろう以下の2点を解説します。
- 出戻り転職後の周囲の反応
- 出戻り転職後の給料と待遇
出戻り転職後の周囲の反応
入社初日まで、出勤することにとても不安を感じていました。「悪口言われるんじゃないか」「今までみたいに仲良くしてもらえないのではないか」といったネガティブな想像を出勤日まで考えていたのです。
しかし、想像していた反応とは全く違うものでした。
- 戻ってきてくれて助かる
- 他に良い会社あればまた辞めて良いから
- やっぱりおらんといけんな
上記のような温かい言葉をかけてもらえました。出戻りして現在5年目ですが、復帰したことに対して嫌味を言われたことは一度もありません。むしろ「戻ってきてくれて良かった」といった好意的な言葉しか聞いたことがないです。
元々、「この会社以上に人間関係が良いところはない」と思って出戻りを決めましたが、まさかここまで歓迎されるとは思いませんでした。入社当時も、そして今も「出戻りは間違っていなかった」と胸を張って言えます。
昇給・昇進しづらい会社ではありますが、それ以上に人間関係が良好というメリットがあるので、日々楽しく働くことができています。
出戻り転職後の給料と待遇
出戻りする前の社長との面談にて、本当なら自分から給料や待遇を確認すべきでした。しかしそのような勇気がなくて自分からは切り出せずにいたところ、面談時に社長の方から「給料も待遇も同じままにしたから」と伝えられました。
「給料や待遇は新人当時に戻るだろう」と覚悟を決めて出戻りを選択したので、退職時と同じには感謝しかありません。「出戻り転職が成功する人の特徴」のほぼすべてに当てはまっていたので、給料・待遇に変化がなかったと感じています。
あわせて、退職してから期間が経過していないことも要因だと考えています。私は転職した会社を1ヶ月で早期退職し、その1ヶ月後に前職に復帰しました。前職を辞めてから出戻りするまでに2ヶ月しか経っておらず、仕事が問題なくできることから、給料や待遇が同じだったのではないかと思っています。
なお、出戻りしたキッカケや理由などを詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてください。
これから出戻り転職したい人へ

私自身がそうであったように、キャリアアップを目指して転職した方もいると思います。しかし、新しい環境に馴染めずに「前の会社に戻りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
出戻り転職を検討している方に伝えたいことは、以下の点が大切だということです。
- 前職に貢献できていた人材である
- 誰ともトラブルなく退職できている
- 人事に顔が利く社員と連絡が取れる
- 信頼できる社員が在籍している
- 前職の悪い面も許容できる
- 批判を受け入れる覚悟がある
- 初心に帰って再スタートの気持ちで働ける
本文と内容が重複する部分もありますが、上記の項目に当てはまっていれば、出戻りが歓迎されやすく、長い期間安定して働けます。すべてに合致する必要はありませんが、当てはまっている項目が多いほど成功する確率が高いです。
私自身、出戻りした会社に昇給・昇進しづらいという悩みはありますが、出戻りして「本当に良かった」と感じています。出戻りせずにあのまま働いていたら、人間関係でメンタルが病んでいたのではないかと、想像するだけでも怖いです。
他社に転職できたとしても、馴染むまでに時間がかかる性格なので、今のように楽しく働けているかわかりません。同じように雰囲気や環境が合わずに、転職していた可能性もあります。
これから出戻りしようと考えている方は、さまざまな不安を感じていると思います。私自身も「本当に戻って良いのだろうか」と何度も何度も考えました。しかし考えても結果はわからないので、新入社員の気持ちで出戻りすることを決意しました。
「恥ずかしい」「情けない」など、いろいろな感情があると思います。しかし、企業の人手不足が深刻な近年では、即戦力として働ける出戻り社員は貴重な人材であり、会社側にもメリットがあります。
「一から働く自信や覚悟がある」「入社したらみんなに恩返ししたい」といった想いがあれば、出戻りは成功するでしょう。ぜひこの記事を参考にしながら、スムーズな復帰を目指してください。
- 「本当に出戻り転職して良いのか不安…」
- 「他にも選択肢があるか相談したい」
そんな方には、現役のキャリアアドバイザーに転職の悩みを相談できる「キャリエモン」を活用するのがおすすめです。
出戻り転職は周囲の人に相談しにくい悩みです。しかしキャリエモンであれば、匿名で、かつ無料で質問箱形式の掲示板に気軽に相談することができます。就活のプロが客観的に出戻り転職すべきか判断してくれるので、後悔のない選択ができるようになるでしょう。
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出戻り転職についてよくある質問10個

最後に、出戻り転職についてよくある質問を10個紹介します。実際に出戻りした体験を踏まえて解説しています。