Webライターを未経験から始めた際の収入が気になる方は、
「未経験からでも稼げる?」
「どのくらい稼げるの?」
「収入を増やす方法は?」
などと疑問がある方も多いのではないでしょうか。
私の場合、Webライターを未経験から始めて、初月約1,500円、1年後には約3万円稼げるようになりました。
私の場合は副業ですが、専業であればさらに大きく稼げるでしょう。
この記事では、Webライターを未経験から始めた際のリアルな収益推移を紹介し、収入を上げる方法や、Webライターがおすすめな理由を解説しています。
Webライターを未経験から始めた際の収入は?
2023年10月現在、副業Webライターを始めて1年4ヶ月目に突入しました。
Webライターを未経験から始めた2022年7月〜2023年7月の1年間の収入を、以下のグラフにまとめています。
※2022年12月は、振込タイミングの関係で無報酬です。
詳しい金額の詳細は、以下のとおりです。
月 | 収入(手取り) |
2022年7月 | 1,545円 |
2022年8月 | 4,635円 |
2022年9月 | 5,322円 |
2022年10月 | 9,096円 |
2022年11月 | 6,178円 |
2022年12月 | 0円 |
2023年1月 | 6,950円 |
2023年2月 | 6,950円 |
2023年3月 | 6,708円 |
2023年4月 | 29,960円 |
2023年5月 | 7,410円 |
2023年6月 | 20,210円 |
2023年7月 | 33,579円 |
「1ヶ月目」「6ヶ月目」「1年目」と、収入の内訳や収入が増加した理由を解説していきます。
1ヶ月目の収入
1ヶ月目の収入は、クラウドワークスの手数料を引いた「1,545円」です。
1ヶ月目も1年経過した現在も、クラウドワークスを利用して収入を得ています。
ライター未経験で、スキルも経験もなかったので、本業に関するファッション関連の案件に応募して採用されました。
文字数3,000文字、文字単価0.6円の案件で、初心者ライターの平均単価が0.5円〜1円程度なので、一応平均単価の案件を受注できたかなと思います。
初月は1記事しか受けておらず、1記事完成させるのにも苦労したのを覚えています。
「初月2万円達成!」「半年で収益6桁!」などと、SNSでよく見る内容とは程遠い結果です。
「1万円稼ぐ日がやってくるのか?」と不安に感じたのが初月です。
6ヶ月目の収入
6ヶ月目の収入は、手数料を引いた「6,950円」です。
他の案件にも応募し、テストライティングまでは通っていたのですが、なかなか本採用には至らず、初月のファッションに関する継続案件のみの収入です。
6ヶ月目ともなると、執筆スピードが早くなり、要領もわかってきました。
そのため、単価交渉をして、文字単価が0.6円から0.8円にアップしていました。
6ヶ月目は、継続案件を3記事作成し終了です。
「本業に支障が出たくない」+「体調を崩したくない」などの気持ちが強く、あまり営業をかけなかったため、6ヶ月目も1万円未満の収入です。
1年目の収入
1年目の収入は、クラウドワークスの手数料を引いた「33,579円」です。
急激に収入が増加した理由は、高単価ジャンルの案件を獲得できたからです。
ジャンルは「不動産」で文字単価は1.5円。
3万円を超えた月の仕事内容は、以下のとおりです。
- 不動産関連の記事、文字単価1.5円(5,000文字程度)×4
- ファッション関連の記事、文字単価1円(5,000文字程度)×3
- テストライティングの報酬(1,000円程度)×1
上記3つの案件が重なり、収入が一気に増えました。
案件の量をセーブし、高単価の不動産ジャンルを勉強していたことが、収入アップに繋がったのです。
本業との両立で身体は非常にしんどかったですが、目標の1万円を遥かに超えて、30,000円以上を稼げたことは、自信に繋がっています。
Webライターの収入を上げる3つの方法
Webライターの収入を上げる3つの方法は、以下のとおりです。
- 修正を減らして信頼される
- 専門性の高い知識を身につける
- 質を落とさずに記事を書き続ける
実際に取り組んで単価アップし、文字単価1.5円の仕事を獲得できました。
地味な作業の繰り返しですが、確実に収入が増加する再現性の高い方法です。
修正を減らして信頼される
初めは低い単価で受注したとしても、修正箇所が減って信頼されるようになれば、単価が上がる可能性があります。
修正箇所が少なくなり、クライアントの手間を減らせれば、手放したくないライターだと感じてもらいやすくなり、単価交渉が通りやすい傾向があります。
実際に私も、修正箇所が減り、文章力が上がったと感じた時点で、文字単価0.6円の案件を0.8円にしてほしいと交渉したところ、あっさりとOKを貰えました。
さらに数ヶ月後、こちらから単価交渉しなくても、クライアント側から0.8円を1円にしたいとの打診があったほどです。
信頼されるまで時間はかかりますが、目の前の仕事に真面目に向き合うことで、収入を上げられます。
専門性の高い知識を身につける
専門性の高い知識を身につければ、高い単価の仕事を獲得できます。
高単価と言われているジャンルは、以下のとおりです。
- 不動産
- 金融
- 医療
- 美容
- 転職
- 学習
高単価と言われるジャンルは、どれも専門知識を必要とします。
そのため、知識が無ければ勉強しなければなりません。
書籍を読んだり、有料記事を購読したりと勉強は大変ですが、高収入を得たいなら専門性の高い知識を身につけることがおすすめです。
書くことに慣れてきて、初心者を抜け出せたタイミングで考えてみましょう。
質を落とさずに記事を書き続ける
質を落とさずに記事を納品し続けることで、単価が上がる可能性がありますし、継続して案件を貰えます。
一定のクオリティを保てれば、クライアントからの評価が上がり、報酬を値上げしてくれるかもしれません。
一方で、継続案件を貰えているからといって、努力せずに品質を落とすことがあれば、すぐに契約を打ち切られる可能性もあります。
日頃からライターとしての学習を怠らず、いかに良質な記事に仕上げるか考えながら書くことが大切です。
Webライターが未経験からおすすめできる3つの理由
Webライターが未経験からおすすめできる3つの理由は、以下のとおりです。
- パソコンがあればすぐに始められる
- 隙間時間を活用して稼げる
- やった分だけお金が貰える
Webライターは、初期費用がかかりにくいため、チャレンジしやすい副業です。
リスクが少ないので、文章を書くことに抵抗が無ければ、やってみる価値はあります。
パソコンがあればすぐに始められる
パソコンがあれば、初期費用をかけることなくすぐに始められます。
プログラミングやWebデザイナーなどは専門スキルが必要ですが、Webライターであれば、文章を書ければ仕事に応募することが可能です。(ただし、大きく稼ぐにはSEOなどのスキルが必須)
また、稼ぐことが目的なのに、始める前に高いスクール費用を支払ったり、高額な講座を受けたりして、自分に合わなかった場合、損をしてしまいます。
その点、Webライターであれば、「パソコン」「ネット環境」さえあれば、まずは独学で始められるので、初期費用をかけずに済みます。
隙間時間を活用して稼げる
副業Webライターをしていて、他の副業にはない魅力と感じる点は、隙間時間を活用して稼げることです。
パソコンがなくてもスマホがあれば執筆できるため、車や電車の中、本業の休憩中にも作業できます。
プログラミングやWebデザイナー、動画編集などは、パソコンがないとできないので、出先で少し進めたいと思っても、パソコンを持っていかない限りは難しいです。
そのため、朝早く起きたり、家に帰って作業したりと時間を作る必要があります。
しかし、Webライターであれば、本業の隙間時間などに進められるため、他の時間を捻出する負担が軽減できます。
ブログにも応用できる
Webライターは、副業で人気のブログとの相性が良いです。
相性が良いと感じる理由は、以下の3つです。
- ライティングの練習ができる
- 営業時のポートフォリオに使える
- ブログ経由で仕事の依頼がある
Webライターとしての仕事が少ない際は、ブログを使ってライティングの練習ができます。
仮に、SEOで上位に表示された記事がある場合は、応募時のアピール材料として使えます。
また、案件に応募する際は、ポートフォリオを求められることが大半なので、ブログがあれば書いた記事を提出して、スキルを判断してもらえます。
WordPressを活用してブログを立ち上げれば、WordPressに直接入稿する案件に応募できるので、仕事の幅が広がります。
さらに、ブログ経由で仕事の依頼があるかもしれません。
依頼があれば、こちらから営業する手間が減り、営業時間を短縮できるので、執筆作業に使える時間が増えて、収入アップにも繋がります。
ブログは結果が出るまでに時間がかかる特徴があるので、手が空いている時にコツコツ進めて、長い目で育てていくのがおすすめです。
まとめ
Webライターを未経験から始めた際の収入の推移や、収入を上げる方法などを解説しました。
Webライターは、継続すればスキルが身につきますし、即金性があるのでやりがいのある仕事です。
まずは、自分の経験や知識が活かせる案件に応募し、Webライターに向いているかどうか判断するのがおすすめです。
やっていけそうだと感じたら、収益を上げる方法や、SEOなどのスキルを勉強してみてください。