「出戻り転職したいが、いつのタイミングで話を切り出して良いかわからない」
「出戻り転職を伝える内容は？」
出戻り転職を検討していると、上記のような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
出戻り転職を切り出すタイミングは、出戻りしたい会社の従業員の方から連絡が来たときが1番おすすめです。
実際に私も、連絡が来たタイミングで出戻りしたい気持ちを伝えて、その後スムーズに出戻りできました。
この記事では、出戻り転職を切り出すタイミングや、出戻りしたい旨をどのような内容で伝えるのか、また、出戻り転職が成功しやすい人の特徴も紹介します。
切り出すタイミングや伝え方を知って、出戻り転職を成功させましょう。
その
独学やスクールに通うことで念願のデザイナーとして就職。
しかし、人間関係や職場環境に違和感を感じてたったの20日で退職。
その後、転職する前の会社に出戻りして働いています。
このブログでは、私が実際に出戻り転職を成功させた体験談や、出戻りするまでに至った経緯などを発信しています。
私の体験した経験や知識が、悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
出戻り転職を切り出すタイミングは？
出戻り転職を切り出すタイミングで1番おすすめなのが、出戻りしたい会社の従業員から近況を聞かれる連絡が来たときです。
近況を聞かれるのであれば、連絡してくれた従業員の方もこちらを気にかけてくれている証拠です。
私も転職先を辞めたいと思っていたところ、たまたま従業員の方から「転職先は順調？」といったLINEが来て、最初は近況を報告しながら、次第に今の会社を辞めたくて前の会社が良かった旨を伝えました。
すると、「社長に聞いてみようか？」と言われたことがキッカケとなり、そこから社長にLINEで報告、その後、直接話をすることで出戻りが決まりました。
出戻り転職するために伝える内容は？
私が従業員の方に出戻り転職するために伝えた内容は、以下のとおりです。
- 転職先の会社を辞めたい
- 前の会社の良かったところ
転職先で上手くいっておらず、退職を考えているという内容を伝えましょう。
退職を検討していると伝えることで、相手の従業員の方から出戻りについて話しやすくなるからです。
また、転職先を辞めることを考えていると報告したら、前の会社の良かったところを伝えましょう。
「人間関係が良くて仕事がしやすかった」
「良い人ばかりだからたまに思い出す」
などと伝えると、「それほど言うなら戻してあげても良いかな」と思ってもらえます。
ただし、出戻りしたいがために思ってもないことを言うのは逆効果です。
信頼関係がある上で成立する内容なので、そもそも信頼関係がなく、会社や人間に不満があって退職したのであれば、また同じように辞めたくなると思うので、出戻りは考えないほうがいいでしょう。
出戻り転職を切り出す方法は？
出戻り転職を切り出す方法は、以下の3つです。
- 直接会社に行く
- 会社に電話くる
- メールやチャットツールを使う
直接会社に行く
出戻り転職を切り出す手段として、直接会社に行く方法があります。
円満退社したのであれば、直接顔を見せて出戻りしたい旨を伝えるのは、喜ばれる可能性があります。
ただし、トラブルがあって辞めていたり、人間関係が原因で辞めたりしている場合は、おすすめできません。
円満退社でなければ、顔を見せても会話が弾まず、雰囲気が悪くなり出戻りを伝えるどころではなくなるので、自身が「何が原因で退職したのか」を考えてみましょう。
会社に電話する
会社に電話をして出戻りを伝える方法もあります。
会話だけで完結できて、直接会社に出向かないので、簡単な手段です。
しかし、直接顔を見せないだけに、気持ちが伝わりづらく、業務的な報告になる場合があります。
また、誰が電話に出るかわからないので、伝えたいと思っている人に繋げてもらう理由なども考えなければいけません。
気持ちが伝わりにくいこと、顔を合わせないので事務的になることを考えると、あまりおすすめはできません。
メールやチャットツールを使う
メールやチャットツールを利用して、出戻りしたい気持ちを伝える方法もあります。
私自身も、チャットツールのLINEを利用したのが出戻りのキッカケになりました。
上記のように段階を踏むことで出戻りを成功させられました。
何より、初めにLINEをするのが1番ハードルが低く、気軽に伝えられるので、報告にストレスを感じることが少ないです。
出戻り転職が成功しやすい人の特徴は？
出戻り転職が成功しやすい人の特徴は、以下の3つです。
- 人間関係が円満だった
- 実績があり信頼されていた
- 退職理由が前向きだった
人間関係が円満だった
人間関係が円満だったのであれば、出戻り転職が成功しやすいです。
「職場でよく会話をしていた」
「仕事の会話だけでなくプライベートの話もしていた」
などと、良好な人間関係が築けていたのであれば、出戻りが成功する可能性は高くなります。
ちなみに私は、仕事以外の会話でいうと、
- 自身の恋愛の話
- 世間で流行っていること
- 好きなご飯屋さんの話
などのプライベートの会話を気軽に話すほどの関係でした。
深い話をするほど円満な人間関係だったので、出戻りがスムーズにできたのだと思います。
実績があり信頼されていた
実績があり信頼されていたのであれば、出戻りが成功する可能性は高いです。
新しく人を雇うことを考えると、一から教育するには時間もかかるし、教える側の負担も増えます。
しかし、出戻り前に仕事ができていた人であれば、教える手間も時間も省けるので、即戦力として活躍できます。
私も、任せられていた役割が多かったため、退職したあと他の従業員に一気に負担がのし掛かりました。
ですが、出戻りしたことによりみんなの負担が軽減したので、「戻ってきてくれて本当に助かる」と言われました。
退職理由が前向きだった
退職理由が前向きであれば、出戻りは歓迎されやすいです。
「スキルアップのため」「挑戦したいことがある」などが退職理由だと、応援される形でのポジティブな退職になります。
一方で、
「人間関係が不満だった」
「給料が安いから」
などと伝えて退職していた場合は、歓迎されづらいですし、出戻りしても同じ不満で退職する可能性が高いため、出戻りはしない方が良いです。
ネガティブな理由ではなく、前向きでポジティブな退職であれば、出戻りが成功する確率を上げられます。
まとめ：出戻りは切り出すタイミングが重要
出戻りを切り出すタイミングは、
出戻りしたい会社の従業員から近況を聞かれる連絡が来たとき
上記のタイミングであれば、従業員の方も自分のことを気にかけているときなので、自然に出戻りしたい旨を伝えられると思います。
直接会社に出向かなくても、伝えるタイミングさえ気をつけていれば出戻りが成功する可能性は高いです。
現在私は、出戻りして3年目になりますが、人間関係も良好で、出戻り前よりも仲良く過ごさせてもらっています。
今があるのも、出戻り前の信頼関係や仕事の実績があったからこそです。
出戻り前の関係性や出戻りを伝えるタイミングを見極めて、満足のいく出戻りを成功させましょう。
